世界経済フォーラムは、世界各国の再生可能エネルギーへの転換状況を評価したランキング「エネルギー転換指数（ETI）」の2023年の結果を発表し、フィリピンは120カ国中94位だった

ETIはエネルギーシステムの安全性、持続可能性、公平性の3つの側面から測定される

日本は27位。イノベーションを通じてエネルギー問題への解決策を見出そうとしている点が評価されているが、天然資源や自然エネルギーが不足していることと、原子力に依存してきた歴史的経緯の2点が課題となっている

また、日本ではエネルギー価格が上昇しており、公平性の点で問題視されている

これは新興国において顕著で、先進国は経済に余裕があるためエネルギーに関する補助金などを出してきたが、新興国にはこのようなことはできず、結果的にフィリピンなどはランクを下げている