フィリピンのアングラ教育相は、いじめ件数が増える一方で、ガイダンスカウンセラーが深刻に不足していると認めた

2022年時点で有資格カウンセラーは4069人に過ぎず、生徒250人に1人という国際基準を満たすには5万人超が必要とされる。メンタルヘルス施策の本格実施には1兆ペソ以上かかる見込みで、予算を確保するのは困難という

大学の関連コースは志願者減で「ゼロ志願」の地域もあり、デペドは代替として「カウンセラー・アソシエイト」職を新設しているが、専門家の代わりにはならない

政府はアンチ・ブリーイング法の細則改正で学校の対応義務を強化したが、現場には専門職が圧倒的に足りず、子どもの心のケアと対応が追いついていない現状が浮き彫りになっている

参考元

https://www.gmanetwork.com/news/topstories/nation/957874/angara-guidance-counselor-shortage-worsens-amid-bullying-surge-in-ph-schools/story/