
フィリピン統計庁(PSA)は、国家ID制度「PhilSys」において約9,029万人が登録・本人確認済みとなり、国民の約80%が固有の識別番号PSNを付与されたと発表した。
登録時に提出される人口情報や指紋・顔画像などの生体データは、システムによる重複排除(デデュプリケーション)を経て唯一性が確認され、その後PSNが発行される。
PSNは物理IDカードとデジタルID(ePhilID)の基盤となり、オンライン認証や金融取引、行政サービス利用に不可欠な要素とされる。
フィリピン政府は国家IDを、行政効率化、金融包摂、社会保障サービス拡大の中心的インフラと位置づける。
人口1億1800万人の全国的な登録完了は2025年内が目標とされ、登録センターでは引き続き無料で受付が行われている。
参考元
Philippines confirms national ID held by 80% after biometric deduplication


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