日本政府は、海上自衛隊の退役予定の「あぶくま型」護衛艦6隻をフィリピンに輸出する方針を固めました。これが実現すれば、自衛隊の護衛艦が他国に供与されるのは初の事例となります。目的はフィリピン軍との連携を強化し、南シナ海で圧力を強める中国への抑止力を高めることにあります。 あぶくま型は全長109メートル、乗員約120人の小型艦で、対潜・対艦ミサイルを搭載。既に退役が決まっていたため、日本は通信装備の追加や共同開発プロジェクトとしての輸出という形式で調整を進めています。 フィリピン側は今夏に艦の視察を行い、状態や装備を確認後、正式な供与計画を確定させる見込みです。今後、日比両国は物資や燃料の相互提供を可能とする協定締結にも動いており、準同盟関係の構築が進んでいます。
参考元
https://japannews.yomiuri.co.jp/politics/defense-security/20250707-268227/
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