マルコス大統領は6月の日本出張を通じて、日本の観光関連団体や航空会社と会談し、日本人観光客の利便性を高めるため、インフラと交通の整備状況をアピール。現在、マニラと東京間で週214便が運航されており、観光業の成長が雇用創出や地域経済に好影響を与えると述べた また、大統領はカナデビア社とフィルエコ社が連携する大規模な「廃棄物からエネルギー（Waste-to-Energy）」プロジェクトを紹介。これはメトロ・マニラの廃棄物問題を解決し、再生可能エネルギーの創出、洪水対策、地域の清掃と雇用創出に貢献するとされる 宇宙開発分野でも、日本のJAXAとフィリピン宇宙庁が新たな協定を発表。人工衛星を活用して台風の監視や災害対応、農業支援を強化し、地域社会の安全性向上を図る この訪問を通じて、大統領は日本との持続的なパートナーシップを再確認し、多分野にわたる協力拡大を推進した。

【参考情報】

https://tribune.net.ph/2025/06/21/manila-tokyo-business-tourism-ties-get-boost