フィリピンのマルコス大統領は、トランプ米大統領と会談して移民問題などの課題を協議すると明らかにした。

米国の移民政策は多数の在米フィリピン人に影響を与える可能性があるとの考えを示した。

会談の日程は明らかにせず、「移民に関する政策決定にどう影響を与えられるかを検討する」と述べた。

トランプ氏は１月２０日の就任以来、国境政策の厳格化、ビザ（査証）審査手続きの強化、不法移民の取り締まりに重点を置く大統領令を相次いで出している。

シンクタンク「移民政策研究所」の２０１９年推計によると、米国には滞在許可がないフィリピン人が３０万人以上いるという。

一方、国勢調査局の２４年報告では、米国在住のフィリピン人移民は２００万人近くに上る。

参考元 :

https://jp.reuters.com/world/security/LG4ZM65JTNIQJGMSUPNGNXP66Y-2025-01-31/