プラスチックごみの海洋流出が問題視されるなか、フィリピンでプラスチックを使わない包装の選択肢が少ないことを危惧した起業家が、キャッサバやサトウキビ由来で堆肥化可能な包装資材を販売。
“見せかけのエコ”を防ぐ活動が広がりを見せている。
フィリピンの包装業界にはびこる、実態のともなわない環境活動をうたうグリーンウォッシュに危機感を覚え、ニッキー・セビラ氏が2018年にエコネスト・フィリピンズを設立した。
堆肥化可能なパッケージング・メーカー、サチ・グループと協働し、「アコ・パッケージング(Ako Packaging)」というベンチャーを立ち上げた。
キャッサバやサトウキビを粉砕してつくられる袋は100%堆肥化可能。生ごみと一緒にコンポストに入れれば、およそ45~64日で生分解する。また、お湯の中に入れれば簡単に溶けるため、溶かした湯を畑にまいてもいい
アコ・パッケージングの袋には「Hindi Ako Plastic(私はプラスチックではない)」とプリントされている。
参考元:https://eleminist.com/article/3752
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