沖縄県・尖閣諸島周辺の日本のEEZ(排他的経済水域)内に中国が「海上ブイ」を勝手に設置した問題で対応が問われている
政府は中国側に抗議し即時撤去を求めたが、日本の手で撤去はしていない
政治判断で毅然とした対応に乗り出したのがフィリピンだ。同国沿岸警備隊(PCG)は中国海警局の船が設置した長さ約300メートルの浮遊障壁を撤去したと発表した
アニョ国家安全保障補佐官、漁業権の妨害は国際法違反に当たると非難していた
EEZ内での対応に、両国は対照的だと各メディアで取り上げられている
〝たかがブイ〟だと放置すれば、領土的野心を隠さない中国政権に既成事実をつくられかねない
元海上保安官の一色正春氏はXで、フィリピンと対照的に撤去しない理由をめぐり、「海保や海自は行政組織なので政府の命や法令がなければ動くことができません 一番悔しいのは現場の人間です」と投稿した。
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